あわてないで!インボイス登録申請

~実施の延期・中止の運動をひろげよう~

10月1日からインボイス制度の登録申請が始まりますが、登録すれば、自動的に消費税の課税業者となります。
制度開始に間に合うためには、原則として2023年3月31日まで登録すればOKです。
取引先や事業実態の状況をよく考えて申請しましょう。
インボイス制度が実施されると多くの免税業者は、1000万以下の売上でも課税業者となって消費税負担を強いられるか、インボイスを発行できずに取引から排除されるか厳しい選択が迫られます。
一人親方やフリーランス、スーパーや道の駅などに野菜を出荷している農家なども対象となる可能性があります。
民商では、インボイス制度の実施中止を求める署名に取り組んでいます。
再度、用紙をお届けしますので、お知り合いに声をかけて署名を広げ、国に延期・中止を迫りましょう。

介護保険・期高齢者医療保険料が減免された!

今年の売上が昨年より30%以上減少する見込みがある場合には、健康保険・介護保険料が減免されます。
中央支部のMさんは、1月から取引先からの発注がほとんどなく、売上が激減。専従者給与も半分に。
7月に後期高齢・介護保険料の減免申請書を市役所へ提出しました。3日後には介護保険料の減免通知が届き、過納分が振り込まれることに。
9月13日には後期高齢者保険料の減免通知が届きました。奥さんも給与が30%以上減少したことから減免の対象になりました。
Mさんは「去年の所得で計算されたものが、申請すれば下がるというのはとても助かる。
これで月々の支払いがだいぶ楽になる」と喜んでいます。

核兵器のない世界を 国民平和大行進が広島県入り

5月に東京を出発した行進が26日に福山市に到着し、引継ぎ式が行われ、岡山県から参加された方から、横断幕を引き継ぎました。核兵器禁止条約が発効された今年、コロナ禍で様々な工夫をしながら、平和行進を成功させようと大勢の人が参加しました。
式の後は、大門→福山市役所までの10㎞をのぼりを掲げ、旗や手を振って沿道や商店街にアピールしながら行進しました。
途中、「黒い雨」訴訟の上告を国が断念したというニュースが知らされ、参加者は拍手で喜び合い、草の根の地道な運動が国を動かしていることを実感しました。
8月4日に広島の平和公園で行われる集結集会まで、県内各地で行進が続けられます。