広島北民商婦人部が楽しく集まる「自主計算活動」を全国へ発信
全国の仲間を勇気をもらえる発言に!
全商連「自主申告サポーター学校」が、10月1日~22日の間、毎週水曜日にオンラインで4回に渡り開催されています。10月15日(水)に開催された第3回サポーター学校は、全国から402ヵ所の接続で、広島北民商事務所からも14名が参加しました。
今回は全国各地の民商から自主申告・自主計算活動の取り組みの報告と交流がありました。
①大阪・福島民商からは「自主計算学習会の取り組み」として、「来年の3・13重税反対統一行動をめざして立ち上がりを早くしよう」と、8月から1月まで6ヵ月連続で自主計算学習会を開催した取り組みを報告。会員への直接の声かけを重視し、電話や訪問を通じて参加を呼びかけ、会員の紹介で会外の方が参加し入会するなど、徐々に参加者が増えているそうです。取り組みのきっかけは全商連の太田会長の「やろうと思ったことはいつするのか。明日からでは遅い」という言葉に触発されて始めたと話されていました。
②兵庫民商からは「法人会の取り組み」として、税務相談停止命令制度への対策として、納税者の権利意識を高めるために法人部会を立ち上げた事を報告。2ヶ月に1度の学習会で、制度やインボイス、AI、電子情報保護法など、時宜にかなったテーマを学習、法人部会ニュースも発行しています。訪問活動を通じて会員同士の横のつながりが生まれ、民商活動への参加が増えているそうです。
③渋川北群馬民商からは「パソコンを使った自主記帳・自主計算の取り組み」が報告されました。月2回の記帳会と領収書整理会を開催。自主計算・自主申告活動のあり方を見直し、会員自身の自覚を高めると共に、パソコン記帳を促進するためにエクセルの簡単な記帳フォーマットも提供しています。確定申告会場では役員が主導で運営できるよう工夫し、会員同士が教え合う雰囲気ができているそうです。
⑤新潟県連からは「自主申告サポーター担い手づくり」の取り組みを報告。地域ごとに集まる班会形式で、役員がサポートしながらみんなで申告書を作成していきます。丁寧な説明と会員同士の顔が見える関係づくりを心がけ、「今までのやり方ではダメ」、「こんなに楽しいならやめない」と、むしろ会員の自主計算の自覚が高まったそうです。
⑥東京(東商連)からは「3・13立川地域総行動の取り組み」を報告。立川税務署は6市を管轄し、民商や土建組合だけでなく労働組合や市民団体も参加する実行委員会が30年以上にわたって運動を続け、今年は106団体460人が参加し、税務署への集団申告・要請行動のほか、市役所や企業など30ヵ所以上に申し入れをおこない、労働者向けの学習会なども開催したそうです。
私たち広島北民商からは、④「民商婦人部の自主計算活動」について、婦人部副部長の定本悦子さん(川内)が代表発言してくださいました。
『ひとりぼっちの業者婦人をつくらない』という思いを大切に、パソコン記帳会と領収書整理会・きたみんカフェの開催について報告。パソコン記帳会では弥生会計などのソフトを使い、会員同士で教え合いながら記帳。領収書整理会は23年続く歴史ある活動で、パソコンを使わない方も安心して参加できます。
また、申告書作成の学習会や白色申告の帳簿学習会などの開催、税制の変化や税務調査の傾向を踏まえた学習など婦人部ならではの楽しみも忘れない報告をしていただきました。
「今回は婦人部が代表発言するので、応援してください」との声かけもあり、民商役員・三役や、夜の外出が苦手な婦人部役員さんも駆けつけてくださり、心強い応援団ができました。
各地の様々な取り組みについても、みなさん思いを持って学習をしてくださったのではと思います。



