岡田市長に国保引き下げ署名1702筆を提出

一人当たり1万円の引き下げ、子どもの均等割り廃止、事業主にも傷病手当を、令和6年からも払える国保税

原民商も加盟する「三原市国保制度をよくする会」(以下「国保をよくする会」)は12月5日、岡田吉弘市長に「令和5年度からの国民健康保険税1人あたり1万円の引下げを求める要望」署名1702筆を手渡し懇談しました。行動には藤井康子副会長をはじめ8名が参加。日本共産党の寺田元子市議が同席しました。

懇談で市民の声を紹介し、国保税の引き下げを求める参加者

岡田市長に署名、直接
はじめに藤井副会長と寺田事務局長が「市民の思いの詰まった署名を持ってきました」と岡田市長に署名を手渡しました。署名を受け取った岡田市長は、「こうした要望書を提出いただいた事、署名活動というのは署名をしてもらう方の思いが詰まっている。要望書を渡してもらった事感謝し、重く受け止めたい」と回答しました懇。

市民の思いに応えて国保税の引き下げを
懇談で寺田事務局長は、岡田市長に令和2年12月に約2000筆の要望署名を手渡し、その後、令和3年、令和4年と連続して国保税を引き下げたことに敬意を示し、「コロナに加え、物価高騰で市民の生活は大変。依然として国保が高い負担となっている。基金と繰越金を活用し、国保税引下げをしてもらいたい」と岡田市長に迫りました。岡田市長は「令和6年度から県の統一もあり、適切に判断したいと考えている。三原市としても知恵を振り絞っている」と話し、寺田事務局長は「令和6年から準統一になっても払える保険料にすることが求められる。憲法25条に基づく社会保障制度として払える保険料にしていく事が一番求められている」と訴えました。

市民の声を紹介
加者からは「医療費が上がる中、国保税は引下げしてもらいたい」「子育て家庭を応援するためにも子どもの均等割りは廃止してください」と署名を通じて出された市民からの声を岡田市長に届けました。

お詫びと訂正
国保税引き下げ署に繰越金(黒字)4億2000万円と記載していましたが。
3億9900万円の間違いでした。お詫びして訂正いたします。

住民税非課税世帯等に対する臨時給付金5万円

三原民商ではコロナ危機・物価高騰のもと、「活用できる制度は全て活用しよう」と呼びかけています。
「電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金(1世帯につき5万円)」の申請受付が始まっています。
同制度は今年1月以降、住民税非課税世帯や、令和4年1月から12月までに家計急変のあった世帯に当てはまれば申請できます。
同制度は、令和3年度の確定申告で住民税非課税世帯となっている方には確認書が届き返送することで申請ができます。また前回、「住民税非課税世帯等に対する臨時給付金(1世帯につき10万円)」を家計急変で受け取った方も、申請することで受給することができます。
合わせて、10月から12月まで新たに家計急変のあった方も申請できます。
前回、三原民商では学習会で制度を学び合い、教え合いながら集団で申請を行いました。
今回も学習会を開催し、制度の活用を広げます。

仲間が生の声を届け、業者支援制度が12月議会へ!

営業動向調査が力に
三原民商では仲間の皆さんと取り組んできた営業動向調査を力に、中小業者の営業と生活の状況を仲間が訴え、中小業者の直接支援を求めてきました。
10月13日に行った三原市との懇談が身を結び、12月議会には今年7月以降の売上減少に対応した支援制度が提案されます。新たな支援制度は7月から12末までの売上減少に対応した内容で、1事業者あたり10万円。三原市は前回4月から6月の売上減少に対応した制度同様、1100件の申請を見込んでいます。一方、制度は12月議会で審議されるため、12月20日の議会最終日で決まります。

三原市は来年1月上旬の申請開始を見込んでいます。三原民商では、仲間の声が届き、中小業者への直接支援が実施されることを歓迎すると同時に、「支援金も年内にもらうのと、年が明けてからもらうのでは全然違ってくる」「年内に仲間に届くよう、三原市へ要望しよう」と三原市との懇談を計画しています。

ー三原市国保制度をよくする会ー

2000筆目標達成に向け奮闘中!訪問すれば歓迎され、署名広がる

三原民商も加盟する三原市国保制度をよくする会(以下、よくする会)は、令和5年度からの国保税の引き下げを求める署名運動を2000筆の目標を掲げて取り組んでいます。
今回の運動では、署名とチラシ・返信用封筒の2点セットを1万枚、地域に配布しています。
三原民商では2000セットを担当し、三原詰理事、寺岡理事、島谷婦人部副部長が中心となってセットと配布を行いました。全体での1万枚の配布はほぼ完了し、連日、84円の切手を貼った返信用封筒で署名が返送されています。

ローラー作戦で署名広がる
よくする会では地域を訪問し、署名を呼び掛けるローラー作戦を行っています。
11月18日は港町を中心に行動し、6名が参加しました。市役所に集まった参加者は地域を確認し、署名用紙を手に行動開始。ゆく先々で署名が広がり、中には「ちょうど出そうと思っていたところ」「返信用封筒で送りましたよ」といった反応もあり、1時間の行動で51筆の署名が集まりました。
21日の行動は隆景広場に集合し、本町・館町を4名で二組に分かれて行動しました。
岡田市長に署名を提出する日は12月5日に決まりました。
11月22日に行ったよくする会の役員会では、現在の署名の到達状況を確認し、署名を広げるための音宣伝、仲間への署名の呼びかけを強め、目標の2000筆達成に向けて意思統一しました。

民商こいこいフェア 楽しく準備が進んでいます♪

元気な民商を地域にアピールして仲間を増やそうと計画し、準備を進めてきた「ミンショウこいこいフェア」(11月23日)が目前に迫りました。この間、「民商がイベントをやるんなら差し入れするよ」と新鮮な野菜や果物の物資が寄せられています。ポスターの張り出しにも多くの仲間のみなさんが快く応じてくれました。三原民商では40枚のポスターを作り、仲間のみなさんのお店や自宅に貼りだしてもらうよう呼び掛けています。

会員訪問で呼びかけ
1月15日に寺田事務局長と岸事務局はポスターを手に会員訪問。小松さん(美容業)は店舗に貼ってもらい、お土産にネギと柿をくれました。「当日、豚汁をやるのでネギをまたまらえますか?」と聞くと快く提供してくれることに。三原詰理事もネギを提供してくれるので、豚汁はネギ盛も選べるかもしれません。会員訪問では7名がポスターを貼りだしてくれることになりました。
上射場さんからはミカンを40袋、源田さんからはシイタケを提供しもらえることになりました。
小物を出店する髙砂さん(飲食)はお店の中と外にポスターを貼ってくれました。
「出店する物を時間があるときに縫っている」と見本をいくつか送ってもらうと、「素敵」「これは予約しなければ」と見た方からは好評で、当日が楽しみです。
また、「知り合いの業者は税理士に見てもらっているけど、楽しいイベントがあるので、参加したらと呼びかけている」と話してくれました。
三原民商では動画を活用した民商の宣伝も行っており、こいこいフェアの様子もSNSで動画で楽しい様子が紹介しています。

新人歓迎会 ようこそ民商へ “いろんな人と交流したい”

三原民商は11月4日に新人歓迎会を開催し、新入会員4名が家族も一緒に参加し、役員・事務局員を合わせて14名で開催しました。

はじめに「ようこそ民商へDVD」を見て、民商の歴史や運動、助け合い共済、婦人・青年部と仲間の輪をつなぐ民商の魅力を深め合いました。
西村会長からは「ようこそ民商へ」と参加者への歓迎が送られ、染山婦人部部長から「現在、民商を知ってもらおうと『ミンショウこいこいフェア』を企画しています。ぜひ、ご参加ください。仲間がどんな業種でどんな方なのか?まだ交流が持ててない会員さんが沢山いらっしゃるので、交流の場をみんなで作っていきましょう」と呼びかけました。

三原民商の新入会員歓迎会では、島谷婦人部副部長から手づくりパンが定番となり、今回もたくさんの種類のパンを差し入れしてもらい、参加者に喜ばれました。
参加者からは、「仕事が広げられるなら、いろんな方と交流したい」「事業計画についてもっと考えたい」など、交流や学習したい事などが出され、笑顔の絶えない新入会員歓迎会となりました。

物価高騰対策、消費税減税・インボイス中止求め大集会

全国から900名が参加 古谷理事・岸事務局長が参加

民商の全国組織である全国商工団体合会(全商連)も加盟する全国中小業者団体連絡会(全中連)は「物価高騰対策、消費税減税とインボイス中止を求め、マイナンバーカードの取得強制に反対する11・6大集会」を東京芝公園で開催し、全国から約900人が参加。
広島県から21名の役員・会員・事務局員が参加し、三原民商からは古谷理事、岸事務局員、寺田事務局長(広島県連)が参加。集会後、三田駅までサウンドデモを行いました。

主催者を代表してあいさつした太田善郎代表幹事(全商連)は「中小業者が苦しんでいる時に手を差し伸べるのが政治の仕事なのに、岸田政権は無為無策。消費税率5%への引下げ、インボイス中止、マイナンバー強制中止へみなさんと心一つに多くの人に呼びかけよう」と参加者に呼びかけました。
政党からは、日本共産党、れいわ新選組の代表があいさつ。
個人・賛同団体からの発言では、「どうやって危機を乗り越えるのかという時にインボイスはやめてくれと言っている」「これからも頑張って反対し続けたい」と弁護士、フリーランスなど、これまでにない幅広い共同の広がりの集会となりました。

署名提出行動
11月7日、みなさんから寄せてもらった消費税引き下げ署名提出行動が行われ、広島県連の坂井副会長と寺田事務局長が参加。日本共産党の宮本徹衆議院議員が連帯あいさつしました。

岸事務局長の感想
古谷理事と寺田事務局長の3人で、三原から東京へ4時間以上かけて移動しました。
到着後、土地勘がない私たちはあっちに歩き、こっちに歩き、デモ行進と合わせて一日の健康歩数を超え15000歩ウォーキングを達成しました。

集会では、物価高騰・インボイス制度が原因で医療関係や出版会社、アニメーター、フリーランスとさまざまな業種に影響し、デメリットしかない事の生の声を聞くことができ、怒りレベルが伝わってきました。シュプレヒコールは、ラップみたいなリズミカルコールで「ストップ!ストップ!インボイス」とストリートパフォーマーの一員になった気持ちになり、楽しく行進できました。
みなさんの募金で東京へ送り出していただき、ありがとうございました。
岸田首相へインボイス中止の声が届くように願います。

民商こいこいフェア アイデア出し合い準備中

三原民商では11月23日に開催する「民商こいこいフェア」の2回目の実行委員会を10月28日に昼・夜と開催し、染山実行委員長と島谷副委員長を中心に準備状況や内容について話し合いました。

島谷副委員長がパンの出店については食品衛生の許可が必要となるため、出店はせず当日のスタッフへの差し入れに変更しました。

三原民商としてイベントへの出店は初めての経験で思い通りにいかないこともありますが、実行委員会では情報を供給し、よりよい内容とすべく話し合っています。飲食の提供についてはタコ飯に加え、「大鍋料理なら大丈夫では?」と意見を出し合い、豚汁をメインにすることにしました。

ステージ企画では「ビンゴ大会は盛り上がるよね」と意見が出され、図書カードや箱ティッシュなどの景品についても話し合いました。染山実行委員長は「これから開業したい人や民商をもっと知りたい方へのビジネスラインを当日までに作りたい」と話しています。

会場を貸してくれる石岡さん(らーめんランド)からは「店内の客席は活用してもらって大丈夫です」と了解をもらいました。実行委員会では広報の方法についても深め合いました。

━三原婦人部第3回総会━ 楽しい婦人部会の開催を

~業者婦人の力で消費税5%引き下げ、インボイス中止!~
三原民商婦人部は10月21日に第3回総会を上海軒で開催し、7名が参加。婦人部の総会は3年ぶりの開催となります。参加者は消費税5%への引き下げとインボイス制度の廃止に向けた展望について話し合い、民商こいこいフェアを成功させ、楽しい婦人部会の開催について深め合いました。
はじめに兼森裕子さんが議長に選出され、総会方針案を提案。

インボイス制度の中止・延期を求める声が民商以外の団体にも広がることに確信を深め、今後、2023年10月までにインボイス制度の中身を学び合い、「中止・延期の世論と運動を広げましょう」と話し合いました。

今後の婦人部活動についての提案では、「コロナ禍で少人数の集まりしかできていないが、昔は部員へはちみつを配ったこともある」「これからプレゼント企画計画や会員同士を繋ぐグループラインへ招待しは?」と話し合い、喜ばれる楽しい婦人部活動を進めようと意見交流がされ、新しい役員体制は全会一致で承認されました。

島谷副部長から「民商婦人部は、一人一人の要求や願いの実現に力を合わせ、業者婦人全体の地位向上を目指して奮闘してきました。業者婦人の抱えている悩みに寄り添い、みんなで力を合わせ、魅力ある婦人部活動を進めましょう」と閉会あいさつしました。

総会終了後の懇親会では仲間同士の絆を深め合い、島谷副部長があんバターパンやタマゴハムパンなど、たくさんの種類のパンを作ってきてくれ、総会のおみやげに喜ばれました。

すべての民商会員と配偶者が加入すれば、より民商らしい共済制度として発展します。

“入っていてよかった”
新型コロナウィルス感染症で入院見舞金を家族で給付を受けた方からのひとこと「大変助かりました。共済入ってて良かったです。仲間をどんどん増やしたいです」「コロナの陽性になっても生命保険が使えない。民商の共済へ入っててよかったです」と喜ばれています。