福山民商共済会君田温泉バスレクリエーション

福山民商共済会は5月28日に君田温泉バスレクリエーションを行い34名が参加しました。
新型コロナ感染症の影響で3年ぶりの開催となりました。
「久しぶり元気してましたか」と集合場所には再会を喜ぶ笑顔が生まれました。
お昼前に君田温泉森の泉に到着。
新川理事長が、共済のコロナ給付金をみなさんと協力して会員に届け励ました活動を労い「助け合い共済の輪をさらに広げていきましょう」と乾杯のあいさつを行いました。
「のんびり出来る時間が幸せ」と日常から解放され消耗した心身の疲れを癒しました。

新会員歓迎会『民商に入会できて良かった』新会員2名含む12名が参加

神辺支部は5月20日(土)新会員歓迎会を開き、新会員2名を含む12名が参加しました。まず初めに野崎支部長=屋根工事=から「皆さん今日は参加してもらってありがとうございます。これからも一緒に神辺支部を盛り上げて行きましょう」の挨拶の後、乾杯をして歓迎会がスタートしました。
新会員の挨拶では森田さん=屋根工事=が「申告で悩んでいたところ、野崎さんに民商を紹介してもらい入会しました。一人親方労災にも加入出来たので良かった」と入会の経緯について話してくれました。
喜田さん=不動産=は「高橋ゆかさんからインボイス学習会に誘って頂いて、民商入会前から参加させてもらっていました。終活のお手伝いがしたいと言う思いで会社を始めたので色々な人のお役に立てたら嬉しいです」と挨拶しました。
会場の会員飲食店炉端焼きしろ=料飲支部=の美味しい食事を頂きながら、インボイス制度中止に向けて今後も学び活動を続けて行く事を皆で確認しました。
カーポート設置を考えていた会員さんは、吉岡さん=エクステリア=にどんな物がいいか相談したり、丹地さん=自動車販売・整備=からは「これからは原子力より原始力!!全ての学びは自然から!誤った情報に惑わされず、自然を感じましょう!」と話が出るなど、多種多様な会話で盛り上がりました。

会の最後に野崎支部長から「次は支部総会へのご参加お願いします。支部の活動を盛り上げて行きましょう」と総会への参加を呼びかけました。

インボイス登録ちょっと待って!

最後まで諦めず中止の声を続けよう政府の「緩和策」では負担解消せず

8日、城東支部モンドール班で「インボイス学習会」を開催し5名が参加しました。
始めに令和5年3月末での申請者は286万件、個人事業主の登録率は43%になっていることを伝え、現時点での4つの改正事項を紹介しました。

4つの改正事項
①免税事業者からインボイス登録した事業者は「納税額を売上税額の2割に軽減(2割特例)」
②年間1億円以下の売上等の一定の要件を満たす事業者は1万円未満のインボイス保存は不要
③全ての事業者は1万円未満の返品や値引き時に返還インボイスは不要
④これから登録をする免税事業者は登録希望日に登録が可能になるの4つの改正事項を説明し
①の「2割特例」を利用した場合の消費税額と本則、簡易での消費税額の違いを例題を使い計算しました。
参加者は「税額が安くなるといっても結局は期限付き。すぐに大きな消費税額を納めることになってしまう。どんどん登録者数が増えて制度が進んでいる。どうすればいいのか?」
「9月30日まで様子見したいが、インボイスを元請けに求められると、実際には断る事が出来ない。法律上は違法でも言えない力関係がある」と不安の声が上がりました。
高橋すみえ支部長は「2割特例で税額も少ないから申請してもいいやとならず、制度が始まると中小事業者にどれだけ負担が押し付けられるのかをもっと事業者本人達に理解してもらうことが大切。
最後まで署名や選挙で反対の声を上げ続けるしかない」と署名を引き続き集めていこうと訴えました。

法人部会が学習会を開催給与計算に必要な基礎を学ぶ

労務士が教える計算方法と注意点とは

福山民商法人部会は4月20日、民商事務所で給与計算学習会を行い8名が参加。
割増賃金の計算方法の基本的な実務を学習しました。
講師は社会保険労務士で商工新聞読者の谷口富一さん。事務局員を通じ日常的に労務関係の相談に乗ってもらっています。谷口さんは「労働基準法は労働者を保護する法律。労基法は使用者に対し労働者へ過重労働の補償をさせ法定労働時間・休日を守らせようとするもの」と労基法について解説しました。

割増賃金の種類
続けて「労働時間とは使用者の指揮監督下にある時間のことを指し、時間のカウントは午前0時から、出勤は日曜を起点に数え、法定労働時間である1日8時間、1週間40時間を超える労働時間に対し割増賃金を支払う義務がある」
「会社が独自に定める所定労働時間を超えても法定労働時間を超えなければ割増賃金の対象にならない」「1週間で40時間の法定労働時間を超えても、変形労働制を採用し1ヶ月や1年単位で1週間平均して40時間以内になるようよう事前に決めれば対象外」と割増賃金の対象について説明しました。
割増賃金の計算について「計算するには1時間当たりの賃金がいくらになるか計算する必要がある」と月給での計算方法を示し、計算するためには1ヶ月所定労働時間を求めることを説明しました。
また「残業時間の端数処理は原則できないが、1ヶ月で集計し30分未満の切り捨て、30分以上の切り上げは認められる」とアドバイスしました。

36協定について
参加者から36(サブロク)協定について質問があり「時間外労働をする場合は予め従業員の代表と協議し1日、1ヶ月、1年の上限時間について協定を結び労働基準監督署に届け出ないといけない」と業種によって上限時間に違いがあることを説明し、「今年4月からは1ヶ月で60時間超える割増賃金は中小企業も25%から50%に引き上げられたので注意してください」と呼びかけました。
参加者から「基本的なことを学習できて良かった」「知らないことで罰則を受けることもあるので勉強する機会をこれからも作ってほしい」と感想や要望が出されました。

アンケートに答えて、要求解決へ建設キャリ学習会も開催

青年部では『全国業者青年部実態調査アンケート』を実施しています。

このアンケートでは業者青年の営業や暮らしの悩みの解決や要求の実現のため、全国の業者青年のみなさんの声を集めて政府や自治体に届け、働きかけるためのアンケートです。業者青年の営業と暮らしを守る為にも協力よろしくお願いします。
対象者の方は40歳未満 / 下記のQRコードにて締め切りは6月23日(金)


建設業キャリアアップ学習会を開催します

みなさん、建設業キャリアアップシステムを知っていますか?

2023年度から工事において原則義務化となっています。

まず技能者が技能・経験に応じて適切に処遇される建設業を目指して、技能者の資格や現場での就業履歴等を登録・蓄積し、能力評価つなげる仕組みです。

学習会の日程は5月24日(水)19時から民商事務所にて建設キャリアアップの申請の仕方の勉強会を行います。

参加する際にはQRコードか(084)923-1817担当野村までご連絡をよろしくお願いします。
締め切りは5月12日(金)

城東支部記帳学習会 皆で記帳を強化していこう

10日、城東支部モンドール班で記帳学習会を開催し6名が参加しました。
令和4年分の確定申告から売上に関する帳簿の作成や保存が無い場合に加算税が最大10%加重されるという措置が講じられることになり、班会で会員の記帳を強化していこうと記帳学習会が企画されました。
初めに売上帳、現金出納帳や経費帳のつけ方を実際の帳簿を配り説明しました。
参加した会員からは「日計表を付けているから転記するだけなので私でも出来る」と感想をくれました。 新たに2名の会員がPC記帳を始めたいとPCを持参しオンライン会計ソフトの導入をしました。
最後に高橋支部長が4月誕生日ということで、いつも支部の為に頑張ってくれている高橋さんにみんなから大きな拍手とお祝いのプレゼントが贈られました。

新会員歓迎会を開催「役立つ情報が身近で聞ける」

会員同士の繋がりが民商の魅力 新会員、紹介者合わせて14名が参加

福山民商組織対策部会は4月2日、春の運動(1月~3月)で入会した新会員29名を対象に歓迎会を開催。新会員4名、紹介者、役員、事務局10名、合計14名が参加しました。
はじめに藤本順也事務局長が「みなさんの入会を心から歓迎します。民商は会員どうしで助け合い営業とくらしを守るところです。物価高騰で厳しい状況が続いていますが、ひとりで悩まずどんなことも相談してください」と挨拶した後、春の運動DVDを視聴しました。

新会員自己紹介
部員の細谷恵子さん=北・エステ=の司会で進められまずは新会員が自己紹介。
「昨年3月に整体業を開業しました。修行していたところが民商会員で役に立つからと勧められて入会しました」
と北村聡章さん=東2=。

前田励次さん=西=は「会社を退職し、67歳で軽運送の仕事を始めました。広島にいたころ民商や医療生協の方と付き合いがあったので以前から民商のことを知っていて自分で申告できるように勉強したいと思って入会しました」と入会の経緯を話しました。

有田清三支部長=西・配電盤組立=は「簡単なことも難しいことも何でも勉強できるのが民商。せっかく入会してもらったのでどんどん活用してほしい」と話しました。

濱田厚さん=西・内装工事=は「税務調査や融資の事、支援制度など役に立つ情報が事務局だけでなく会長はじめ役員さんから直接聞けるのがいい。身近な情報が聞けることで自分でもできると思えるようになる」と自身の経験を交えて話しました。

会員同士で仕事も
お弁当を食べながら懇親し、新会員の花岡英雄さん=城南・電気工事=が「車や道具を購入して仕事を増やしていきたい」と話すと青年部役員の豊田祐司さんが「人手不足で困っている。ぜひうちに来てもらいたい」と名刺交換し仕事内容について話す場面も見られました。
新会員と所属支部の役員の顔合わせができ、最後に塚崎亀幸支部長=管工事、幸千=は「これから地域ごとに歓迎会や総会が開かれます。気軽に参加してもらい地域の会員ともつながりを作って自分の商売に役立ててください」と述べて閉会しました。
組織対策部の松本聖美さん=美容院、城東=は新会員に喜んでもらおうとお弁当やお菓子、手作りの次第を作って歓迎しました。

一度に払いきれない税金はどうする?『換価の猶予の申請で安心納付』

物価高騰の影響で、税金を払いたくても一度に払えない状況が広がっています。

新型コロナの感染も落ち着き、営業や生活の実情を無視した滞納処分が広がる事も予想されます。福山民商税金対策部は税金が払えない時は、換価の猶予の申請をしようと呼びかけてます。
3月20日、納税猶予の学習会を開催し、書類の書き方や注意点を学びました。
換価の猶予を申請すれば、差し押さえが解除出来たり、売掛金や生命保険、車や仕事の道具の差し押さえを止められるばかりか、延滞税も軽減出来ます。
一年以内の分割納付も可能で、三回以上で分納したい人にもおすすめです。

制度知って欲しい
大成さん=エステ=は『この制度をもっと知って貰う為に、支部の会員さんに声をかけていきたいです!』と話しました。
田頭さん=洋服販売=「単なる分納は口約束にすぎず、延滞税の減免(8・7%から0・9%)もない。一度や二度支払が遅れたら、差し押さえされる恐れもあります。生活が出来なくなって、もしかしたら命を絶つ人も出て来るかもしれない。大変だけど自分で書類を作成しきちんと申請をしていたら、そういう事もなくて安心出来るね」と話をされました。

申請するには?
換価の猶予の申請では、事業収支(売上―経費)―生活費=毎月の返済額を示します。
また、現在の現金預金―運転資金等+生活費=現在納付可能額を求めます。
自主計算を元に、営業と生活の状況を数字で掴む事が重要です。
無理のない支払いの交渉力になります。

言いにくいことでも民商なら大丈夫
大成さんは「滞納している事は人には中々言いにくいので、会員同士が普段から声をかけあって、なんでも話せるようにしていきたいです」と感想を述べられました。
田頭さんも「1人で悩んでいる人が居るかもしれない。何でも相談して貰えるように、日頃から声をかけて関係を築いていこう」と感想を述べられました。
お悩みの方がいらっしゃれば是非民商へご連絡ください。

「仲間の支援と学習が力に」

民商に入って対策できた
昨年7月14日から税務調査を受けていた城南支部の中村さん=仮名・大工=は、8か月にわたる調査を終え手記を寄せてくれました。

現場で仕事をしていたところ、福山税務署から突然税務調査の電話が入りました。
自己流で申告をしていたので目の前が真っ白になりましたがすぐに、税務調査を経験した野崎さん=神辺支部長・屋根工事=のことを思い出し電話をしました。
野崎さんは「自分は民商で学び助けられた。一緒に勉強しながら乗り越えよう」と励まされ、さらに妻の友人である三島さん=誠之支部=からも民商を勧めてもらい入会しました。会員の皆さんは、忙しい中、税務調査対策会議を開いてくれ、銀行へ反面調査の申入れや調査への対応を学びました。
初めての立会調査では税務署員の威圧的な態度、民商の仲間に対する暴言があり、4日後に税務署へ抗議に行きました。初めは抗議に抵抗がありましたが、税金対策部会で「納税者の権利」「税務運営方針」など学び、多くのアドバイスをもらい、その後の調査で思ったことを遠慮なく言うことができました。
銀行への反面調査は行われましたが「絶対に取引先へ行かないでほしい」と抗議の場で言え、行かせなかったのは自分の中で大きな収穫だったと思います。
調査を終えて、税金の支払いは発生しましたが「仕入税額控除否認」や「青色申告取り消し」は行われませんでした。もし自分で対応していたら、多額の税金を払うことになっていたと思います。 「換価の猶予」を活用して無理せず納税しながら、記帳や学習をしっかりやっていこうと思います。友人2人のおかげで民商に入会し、仲間たち、妻や子供も家族全員が8か月に渡る調査に協力してくれ終了することが出来ました。